前回のブログでは、グーグルのガイドラインに関して私が大切と感じているポイントを以下のとおりピックアップしました。
- ユーザーの目的を理解し、それを満たすコンテンツを提供する
- コンテンツの配置、デザインなど機能性はユーザーにとって見やすいようにする
- 信用性、権威性、専門性を重要視する
- 特に、YMYL(お金、健康、医療など人の人生に関わるもの)の情報は慎重に評価する
- サイトは管理、更新する
- たった一つの情報よりも、100の情報の方がユーザーにとっては為になる
- 広告は広告とちゃんとわかるようにする
- ユーザーが何かあった際には問い合わせができるようサイト運営者情報をきちんと記載する
- ユーザーを騙すようなことはあってはならない
多くは、自分が使う立場になれば、そうあるべきと分かるものだと感じます。
なので、いかに、作り手ではなくユーザーの視点でサイトの構成、コンテンツを考えられるかが大事になると思いました。
改めて、自分はそれができているのかと考えさせられました。
以下、ピックアップした中でも、以下の3つについて詳しく説明したいと思います。
- 信用性、権威性、専門性を重要視する
- 特に、YMYL(お金、健康、医療など人の人生に関わるもの)の情報は慎重に評価する
- たった一つの情報よりも、100の情報の方がユーザーにとっては為になる
ネットは誰でも情報を発信できるツールです。
だからこそ、グーグルはユーザーが満足するというほか、安全で正確な情報を届けたいと考えています。
そのため、信用性、権威性、専門性を重んじています。
「誰が発信している情報なのか」「それは信用できる情報なのか」
たとえば、YMYLというのは、お金や健康、医療などその人の人生に関わることを指します。
病気に関するアドバイスは、医者がすべきものです。
薬の処方の仕方であったり、もし誤った情報を見た人が鵜呑みにしてしまったら、命にも影響する恐れがあります。
お金についても同様です。
そのため、これらの情報というのは特に、慎重に扱われます。
情報の発信者は専門家であり、権威性があるのか、その情報は何に基づいているのかなどが重要になってきます。
また、権威性、専門性があるだけでいいというわけでもありません。
たとえば、実績なども関係すると考えます。
数少ない1つの事例よりも100件、1000件の事例がある方が、より信用性が高まると考えられます。
食べログやコスメのサイトなどは、権威のある人や専門家が発言していなくてもユーザーにとって役立つサイトと言えます。
これらは、YMYLではありませんし、実際に体験したたくさんの人の声は十分参考になると言えるからです。
以上、インターネットで情報を扱う立場として、グーグルの評価基準に照らし合わせて、このようなことを意識すべきということをまとめました。