サクセスフューチャーの経営ノウハウを一から理解する最中で、売上をあげるために用いた手法は「ITの活用」とこれまで説明してきました。
そして、ITで勝つために必要な条件は、「グーグルの検索結果で上位にくること」であるため、グーグルの評価基準をこれまで書いてきました。
書きながら、ふと疑問が浮かびました。
それは「実際にそれらのポイントはどのようにサクセスフューチャーのサイトで反映されているんだろう」ということです。
ポイントは、58回目のブログで取り上げた要素です。
私自身、これまでガイドラインの知識は身につけていても、それらをサイト作成として体系化ができていると感じたことがありませんでした。
そのため、サクセスフューチャーで運営している求人サイトを「グーグルガイドラインの評価基準」の視点で考えてみました。
結果、以下の対策がなされていると感じました。
- サイト運営者情報を記載し、ユーザーが問合わせできる環境が用意されている
- 有料職業紹介の許認可を得て事業を行っている、サイトにも情報が記載されている
- 常に新規案件がUPされるようなしくみがある
- デザイン、サイト構成、動線が考えられている
- 広告はきちんとわかるようになっている
- 案件数が豊富
上記の分析からも、ガイドラインの内容はサイトに反映されているように思いました。
しかし、「だから検索結果が上位になる」とはまだしっくり思えていません。
そのときに、もう1つ、普段から口が酸っぱくなるほど社長から言われてることを思い出しました。
それは、「ページの量産」です。
何よりも大事なのは「多くの数のページがあることで、節税サイトにおいても、その1つ1つのページを魂を込めてつくるように」と常に言われてきました。
これは、「グーグルガイドライン」のポイントにも挙げた、「ユーザーの目的を理解し、それを満たすコンテンツを提供する」に通じると感じました。
つまり、ページの量産は必要ですが、それはどんなものでもいいわけではなく、ユーザーが求めていること(=どんなことを解決したいと思っているか、またそれをどんな風に検索をするか)を考え、その検索結果として役立つ内容のページを量産することが重要ということ。
求人サイトで言えば、ページ数とは、求人案件数のことかと思います。
ユーザーの目的とは、どんな仕事がしたいか、どこで働きたいか、どんな条件で働きたいかなどいろいろあると思います。
その際、ユーザーは「どんな検索をするか」ということが重要になります。
たとえば、「大阪梅田周辺のスポーツジムで働きたい」と思っている人がいることを想像してみました。
この人は、どんな検索をするだろうか。
以下のような検索をするんではないかと考えます。
- 「梅田 スポーツジム インストラクター 求人」
- 「梅田 フィットネスジム インストラクター 求人」
- 「梅田 スポーツクラブ インストラクター 求人」
そして、その検索をしたユーザーにとって、「このサイトあるいはページは役に立つ」とグーグルに判断にしてもらうことで、検索結果が上位になると考えました。
そのように考えた際に、サクセスフューチャーのサイトでは、第一に多くの案件数があります。
また、それらの案件は、地域であったり職種であったりあらゆる条件で分類されており、そのキーワードもより細かく設定されています。
そのため、あらゆる検索をするユーザーにもピンポイントで有益な情報を提供できるしくみを作っている点がグーグルに評価されている理由ではないかと分析しました。