今日は私が起業を決意した背景についてお話したいと思います。
2017年8月に私はサクセスフューチャーに入社しました。
当社は、HPの制作・運営管理を行う会社です。
私の仕事はこの節税サイトの作成、問い合わせ対応でした。
入社してから当面の間は、会社がこれまで実践してきた節税商品の一つずつを理解し、ページにまとめるという仕事を行いました。
税金の仕組みや節税、Webコンテンツの作成といったことはこれまで意識もしてこなかった分野ですので、その過程はなかなか大変なものでした。
苦戦しながらもひとまずサイトが完成し、事業がスタートしました。
サイト完成からまもなくして「節税商品について詳しく知りたい」という問い合わせがありました。
ありがたいことに、その後も問い合わせは継続して発生し、徐々に対応にも慣れてきました。
しかし、その時々での悩みは変わるものの、課題は常にありました。
その一つを挙げると、私はこの会社に入社して依頼、常々社長に言われてきたことがあります。
それは「相手を喜ばせる」ということです。
ページ作成においても「本気で相手の立場になって、相手が喜ぶページを提供すること」と言われてきました。
そのことを実行しようとした際に、困難が生じました。
私にとっての相手とは、経営者です。
当然ですが、私は経営をしたことがありません。
「利益が上がったけれど、このままでは税金で消えてしまう。だったら必要なところへ投資したい」
この考え自体は間違ってはいなくても、その言葉に非常に自分自身軽さを感じました。
想像する努力はしたものの、本当の意味で経営者の立場、状況を理解することは難しく、その後も、お金の重みや気持ちを汲むことができず、言葉を軽く扱ってしまう状況が続きました。
今後、このサイトが発展していく中で、私が目指しているのは、お客様に感謝されながら、距離が近い関係で楽しい時間を創造、共有していくことです。
その際、自分が相手の立場だったら、やはりこれまでの苦労や、それを乗り越えてきたストーリーを理解してもらえる相手であってほしいと思います。
このような背景があり、現状の問題を解決するには、自分も同じ経験をすることだと考え、経営者になることを決意しました。