第3回起業は自己実現に向けた第一歩

第2回目のブログでは、仕事をしていく上で、「今のままじゃだめだ」と感じ、起業を思い立ったというお話をしました。

とは言っても、何からはじめればいいのかも分かりませんでしたので、起業の本を購入してきました。

まずは、この本を読みながら、書かれているとおりの行動をしていこうと考えています。

早速、本のはじめに書かれていたのが、「起業はゴールではない。自己実現に向けたほんの第一歩に過ぎない」ということでした。

この「自己実現に向けたほんの第一歩に過ぎない」という点に注目して、今回は、現時点での私の自己実現について書きたいと思います。

結論から言うと、「時間、お金に縛られずに、感謝されながら大切な人と楽しい日々を過ごす人生」の実現です。

こう望むようになった背景を少しお話します。

大学生の頃になりますが、私は友人に誘われて琵琶湖にBBQに行きました。

そのとき、「ジェットスキーで遊びながら、毎日が夏休み」と話す大人たちを目にしました。

私は、サラリーマンの家庭で育ってきたため、会社で働かなくても、お金に困らずに自由な暮らしをしている大人がいることに衝撃を受けました。

そうこうしているうちに、就活の時期となり、一旦は周りと同じように就職をしましたが、約4年でやめてしまいます。

仕事には不満もありませんでしたが、入社後、軽い気持ちではじめたネットワークビジネスに夢中になったことが、退職の理由です。

そして、この経験によって、大学時代に見た世界への憧れがますます強くなっていきました。

選んだビジネスは、旅行の会員権を商材としたものでした。

サービス内容は、会員になれば、国内外の提携施設が安価で行けるようになり、その他にも、旅行パッケージや、高級ホテルでの食事、クルージングなど充実していました。

また、会員間での交流もあり、いわば旅行サークルのようでした。

入会金は約17万円、その他毎月維持管理費として13,500円がかかります。

少々、入会金が高いなとは感じましたが、「数人紹介すれば、サラリーマンくらいの収入が得られる」という言葉につられ、入会しました。

入会後は、事業説明会や勉強会などにも積極的に参加しました。

ネットワークビジネスの世界には、リーダーと言われる人々がいて、彼らはタワーマンションに住み、好きなときに好きな人と好きなことをするといったような生活をしていました。

そのような世界をたくさん見るなかで、私は「一度きりの人生、私もそのような経験をしてみたい。同じ人間なんだから自分にもできるはず」と思うようになりました。

その間、いろいろあり、現在の会社の社長に出会ったことをきっかけにネットワークビジネスはもうやっていません。

そして、手段は、ネットワークビジネスからIT業界に変わりましたが、現在もその願望は持ち続けています。

今後、事業を通して、周りの人々に感謝されながら、時間、お金に縛られずに大切な人と楽しい時間を過ごせる人生の実現をしたいと考えています。

まずは、現時点での自己実現について書かせていただきましたが、これを書いていて、「自分の願望ばかりだなあ」と少し思いました。

この点についても、今後、会社経営をしていく中で、社会のためだったり、誰かのために何かをするというところに軸が変わっていけばいいなと感じました。

お読みいただきありがとうございました。

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