1回目のマイニングマシンへの投資

当社は、2018年10月に仮想通貨マイニング事業に投資しました。
具体的には、マイニングマシンへの投資となります。

2018、2019年に、2度にわたって投資した1つめになります。

投資時期 2018年10月
投資金額 550万円
(マシン6台で1セット)
ランニングコスト 管理費:月額12万円
(1台2万円×6台)
回収見込み 5年
実質利回り 年20%
特徴
  • 収益目的
  • 全額損金
  • 4年で償却

マイニングマシンで収益を得るスキーム

  1. 事業者よりマイニングマシンを購入する
  2. マイニングを委託する
  3. 掘れた分だけコインを受け取る
  4. 「掘れた量」と「仮想通貨/日本円の相場」に応じた収益を得る
  5. 収益から月額管理費を差し引いた金額が利益となる

仮想通貨は、2017年から2018年にかけてジェットコースターのような相場変動や、ハッキング事件などがありました。

一方で、利便性や国境の障壁がないという特徴を踏まえると、長期的観点で仮想通貨の将来性は明るいと判断し、投資をしました。

コインは、約300種類の中から選べる中で、「イーサリアム」を指定しました。

「仮想通貨全体が伸びていく」という観点で見ると、どのコインが良いというこだわりはなく、すでに仮想通貨で結果を出している知り合いの投資家の勧めでイーサリアムを選択しました。

税理士が解説する、マイニング事業の節税効果

渡邊 崇甫 国税局OB税理士
渡邊 崇甫

税理士の渡邊です。

マイニング事業について、当サイトを運営するサクセスフューチャーが投資した事例とその節税効果をご説明いたします。

投資をしたのは2018年10月になります。

投資金額
550万円
損金計上額
550万円(投資金額すべて)
全額損金にかかる年数
4年
減価償却について

本マシンは、高性能パソコンとして一般的なパソコンの経理処理と同じ4年で減価償却します。

投資開始が決算月につき、当期に損金算入できた額は1ヶ月分となり、翌年以降を含めて下記のとおりになりました。

年数 損金算入額
2018年(1ヶ月分) 114,583円
2019年(12ヶ月分) 1,375,000円
2020年(12ヶ月分) 1,375,000円
2021年(12ヶ月分) 1,375,000円
2022年(11ヶ月分) 1,260,416円
合計 ≒5,500,000円

決算直前で購入した場合、投資金額を12ヶ月で割った1ヶ月分しか損金に算入できないので、購入時期にご注意ください。

節税額
187万円の法人税削減

※550万円×法人税34%

固定資産税が発生する可能性に注意

なお、サクセスフューチャーでは、契約時に「投資資金は当期全額一括償却できる」という提案を受けました。

一括償却をするには、「中小企業投資促進税制」を利用し、契約前に経済産業局への手続きが必要です。

このケースでは説明の行き違いがあり、手続きが間に合わず、一括償却処理できない結果となりました。

それにより、マシンを減価償却していくこととなり、それによって固定資産税も発生しました。

投資したのは2018年10月でしたので、2019年1月時点で所有する固定資産となり、2020年5月36,400円の固定資産税がかかりました。

収益シミュレーション

高嶋麻由 サクセスフューチャー
高嶋 麻由

渡邊先生、ありがとうございました。

解説を高嶋に戻します。
受け取れる収益について解説します。

この事業は、5年で投資金額を回収していく事業モデルです。

5年間でかかる合計金額と、そのために期待する収益は以下のとおりです。

投資額
初期費用 550万円
※マシン6台で1セット
毎月の管理費 12万円
※1台2万円×6台
5年間でかかる費用合計 550万円+12万円/月×5年=1270万円
収益予測
期待する収益 月額21万円
21万円の内訳
  • 月間9.1万円(550万円÷5年で回収÷12ヶ月)…(1)
  • 管理費の月額12万円…(2)
  • (1)+(2)=21万円
実際の回収状況

マシンを稼働しはじめた2018年12月、当時の相場換算で25,482円相当のコインしか得られませんでした。

毎月のランニングコストとして12万円かかるので、赤字です。

業者と協議し、管理費は免除のもとマシンを交換するなど約半年間続けたものの、月当たり25,000円相当のコインしか得られませんでした。

2019年6月、さらに協議した結果、掘れた量に関係なく、1.8ETHを固定収益とする契約を結びました。

※ETH=イーサリアムの単位
※管理費の支払いは免除
※期間は1年(2020年6月)

この間も、マシンの不具合によりアップデートが必要になるなどという事態が起き、採掘量は0が続きました。

今後、どう回収していくか

契約の期限である2020年6月を迎えるにあたり、以下の契約を結び直しました。

  • 2020年6月より2年間、毎月1.8ETHの固定収益を受け取る
  • その間の管理費用は免除
  • 2022年6月、マシンの返却をもって契約終了(売却金はなし)

もし、550万円の投資をしなかったら、法人税を差し引くと363万円の利益が残ったことになります。

363万円は回収したいと考えていますが、

1ETH=30,000円まで上昇すれば
194万円の回収
1ETH=50,000円まで上昇すれば
324万円の回収

※2020年6月時点の相場:1ETH=25,000円

このように回収は困難であることが予測され、この投資は失敗と判断しています。

この反省をどう踏まえるか

これまで「10万円未満の少額減価償却資産」を使った即時償却になる節税はいくつか経験がありましたが、今回の「中小企業投資促進税制」を利用する投資ははじめてでした。

しかし、事前手続きをしなかったことで「一括償却する」ではなく「4年での減価償却」ということになりました。

それによって、本来必要なかった固定資産税の支出も発生しました。

今後、この制度を利用した投資や、特別な制度を利用する投資を検討する場合には、十分に確認をした上で投資をしたいと思います。

他にも、こちらの投資の失敗の原因は、

  • ランニングコストがかかる
  • 掘れる量によって収益が変動する

と考えています。

この反省を踏まえ、違う形態の仮想通貨への投資をしました。

詳しくはこちらからご覧ください。

サクセスフューチャーは55以上の商品への投資実績あり

2008年以来、100万円からできるLED照明事業をはじめ、保険や民泊、航空機など、さまざまな節税商品に累計9億円を投資してきました。

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